むかしむかし、あるところに、サルとカニが仲良くくらしていたそうな。
カニ あ、サルさん、あけましておめでとうございます。よいしょよいしょ
サル こちらこそおめでとうございます。ことしもよろ…おや、どうしたの?そのおむすび。
カニ あのね、さっきそこで拾ったの。おいしそうでしょ?
サル いいなあー、あのさ、ぼくの持ってるカキのタネと交換しない?
カニ だーめ、だって、カキができた時に、ぼくのこといぢめたりするもん。
サル (どきっ、知ってたか)そ、そんなことしないからさあ、ね、ね、お願い。
カニ ぜったいホント?じゃあ、いいけどさ。
そんな訳でお互いの持ち物を交換した二人、サルは早速おむすびを食べてしまい、
カニは、カキのタネを一生懸命育てましたとさ。
カニ ♪は〜やくでてこい カキのタネ で〜ぬとハサミでちょん切るぞ♪
さあ、こんな脅迫をされてはたまりません。カキはたちまち大きくなって、甘くって
おいしい実をいっぱいつけました。しかも不思議なことに、そのカキはいくらとって
も、次々と新しい実をつけるのでした。
サル いやあ、立派なカキの木ができたねえ、さすがカニさん!いよっ!!
カニ うーん、こんなにとれてしまっては、もう食べれません。げっぷ
サル あ、そーだ、ぼくにいい考えがあるよ。あのね、モソモソモソ
カニ ふんふん、それは(サルにしては)いい知恵ですね。
さて、サルさんは、一体何を思いついたのでしょうか?↓
http://www.anne-no-heya.co.jp/pc-home/top/top.htm
今年は(こそ)、こんなニギやかな一年になりますように!
※あけましておめでとうございます。本年も、どうぞよろしくお付き合い下さいませ。
2004年元旦
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アンの部屋本部 中村真(編集長M.N)
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