摩周と麻里羅の会話
摩周 これこれ、おばあさんや。
麻里羅 ・・・・・・・・
摩周 あ、いやいや、そこの綺麗なお嬢ちゃんや
麻里羅 あら、なんでしょ(にこにこ)?カッコいい、あ・な・た・・
摩周 (ぞぞぞ)いやね、そろそろ、うちの「あん子」の誕生日ぢゃなかったっけ。
麻里羅 あら、そーいえばそうでしたわね。確か、今月の21日でしたわよ。
摩周 ところで、あの子って、いくつになるんでしたっけ?(どきどき)
麻里羅 まあ、そんなこと、ご自分で訊いてみればいいのに。
摩周 そ、それがね、最近、男のことと年のことを聞くと、急に暴れだすんだもん。
麻里羅 あら、やっぱり気にしてるのかしら?えーっとね、あの子は私が○○才の
時に、鎌倉の八幡様の前で、急に産気づいて・・・まあ、いやですわ。
摩周 と、いうことは、えーっと、もう、にじゅうと、はっさいではないですか。
もう、りっぱな、おば・・・いや、おねえちゃんではないですか。おろおろ
麻里羅 あら、最近ではぜーんぜん平気よ。現に、読者の皆さんでも・・・
摩周 (あ、これ、余計なことを・・・)と、ともかくだね、お祝いをしてあげなくなくては↓。
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摩周 まったくもう、いい年をして、いつまでも困った子じゃのう。
麻里羅 あら、そんなこと言って、ほんとは、嬉しいんでしょ?
脚注)「あん子」・・・アンの部屋のことを指しているようである。
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